■北海道新聞 鹿追「かんの温泉」、温泉棟を新築 月内にも着工、9月営業開始
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/464659.html
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【鹿追】閉鎖中の鹿追町然別峡の「かんの温泉」を買い取り、旧施設撤去を進めてきた「鹿追ホットスプリングス」(鹿追町、勝海敏正社長)は5月下旬にも、新施設の整備に着手する。新たな温泉棟のほか、旧施設の一部を利用した宿泊棟を整備し、9月に営業をスタートする。

 新たな温泉棟は、木造などの平屋約500平方メートル。また旧施設の鉄筋コンクリート3階建て延べ約1300平方メートルを改修し、宿泊棟にする。男女計11の浴槽で8種の源泉をかけ流しで提供する。露天のほか、大開口で露天気分が味わえる浴場も整え、時間帯で男女を入れ替える。浴槽は可能な限り、旧施設の造りを生かす。

 宿泊棟は、内装が板張りの山小屋風の1、2人用20室やレストランを整備。客室の大半は自炊も可能で、湯治利用もできる。暖房はペレットストーブで、施設内電力は屋上の太陽光パネルや沢水の水力発電でまかなう。全体の工事費は約1億円。勝海社長は「浴場に自然岩やタイルを張り、素朴で野趣ある風呂にしたい。米はかまどで炊き、朝食はパンを焼く」と話している。

 同温泉は大雪山国立公園内の秘湯で知られるが、利用減で2008年12月に営業を停止。同社は勝海電気(大樹町)子会社で、12年7月に温泉建物を買収し、同11月から解体作業に着手した。

 新施設着工は今年2月を予定したが、解体に時間がかかったほか、温泉棟の設計変更で約3カ月ずれ込んだ。(清水博之)


■地図
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